扇ノ山
1,310m鳥取県・兵庫県
鳥取・兵庫の県境に位置する標高1310mの山で、氷ノ山の北東に連なるなだらかな山容の山。山頂には展望台が設けられ、日本海・鳥取砂丘・大山・氷ノ山・但馬の山々などを一望できる大展望が楽しめる。若桜から扇ノ山方面への縦走路や、河合谷高原からのルートがあり、コースタイムは往復約4〜6時間の中級者向け。植生は豊かなブナの原生林が広がり、ブナの原生林が育む豊かな水資源は千代川・岸田川・矢田川などの源流となる。鳥取県のブランド水「天然水」の源となる水の山として地域環境保全の象徴的な存在。秋のブナ黄葉は特に美しく、山頂からの日本海と紅葉のコントラストは格別。山麓のわかさ氷ノ山スキー場とも接続する中国山地東部の名峰。
歴史
扇ノ山は鳥取平野からみえる代表的な高山である。鳥取県側から見た扇ノ山の山容は、山頂からなだらかな尾根筋が南北両翼に連なっており、扇を広げた姿に見立ててこの名がついたと考えられている。古くは「扇仙」、「扇嶽」などの異表記がある。 東の兵庫県側からは山容は見えず、主に「畑ヶ平」(はたけがなる)と呼ばれていた(畑ヶ平高原参照)。
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