吾妻山
1,239m広島県・島根県
広島・島根の県境に位置する標高1238mの山で、比婆道後帝釈国定公園に属する比婆山連峰の一峰。なだらかな草原状の山頂が印象的で、山頂付近の高層湿原にはミズバショウ・リュウキンカ(5月)が群生し初夏の訪問者を魅了する。比婆山御陵・池ノ段・立烏帽子山などへの縦走コースが整備されており、コースタイムは往復約5〜8時間の中級者向け。植生はブナ・ミズナラの原生林が豊かで、広島県の天然記念物に指定されたビャクシン(別名イブキ)の老木が生育するほか、固有の植物も多い。「広島の屋根」として中国山地の自然を守る中核的な山で、縦走路沿いには比婆山神社が鎮座し、イザナミノミコトを葬った地との伝説が残る神秘的な霊峰。